秀吉です。
「あなたを100%稼がせます!」
みたいな胡散臭い謳い文句が多いのが
この情報業界ですが、
基本的に9割以上は誇大広告や
嘘偽り情報で塗り固められた内容だったりします。
「購入しても稼げない…」
「サポート先に連絡が出来ない」
「サポート先から返信が来ない」
「ツールを購入したのに起動しない」
「ほったらかしで稼げなかった」
「言っていた内容と全然違った」
こういった被害が多いのがこの情報業界で、
いざ商品を返金しようとしても、
一度購入してしまったら返金がをしにくいのが
この情報商材のクセのある所です。
私もこの業界には長く裏方で活動していますが
色々な高額塾を見てきました。
そこで今回は最低限、高額塾に入塾する前に
気を付けておくべきポイントをまとめたので、
もしあなたが、高額塾入塾しようかどうか迷っていたら
参考にしてみて下さい。
最初にまずは高額塾が販売されるまでの流れについてお伝えしておきます。
基本的に高額塾が販売されるまで流れは
①無料オファー
②ステップメール
③販売
この3ステップです。
この3ステップは商売の基本でもあり
集客、教育、販売
をネット上でやっていて、
この一連の流れをプロダクトローンチと呼びます。
興味関心のある人を無料オファーで誘導し、
動画+テキストで教育をし、
最後に販売をするのが、このプロダクトローンチです。
この3ステップについてもう少し詳しく紹介していきます。
①無料オファー
無料オファーの時点では
「誰でも簡単にスグに」の胡散臭い3拍子をそろえて
メールアドレスの登録を誘導します。
ここ最近ではLINEのリストを集めている業者も増えてきましたね。
基本的に高額塾を購入するころには
無料オファーの内容なんて覚えていないので
誇大広告を並べてリスト(メールアドレス)の獲得を
目的としたオファーが多いです。
とりあえず、嘘でもメールアドレスを
登録させようとする業者が多いのが現状です。
メールアドレスを登録すると
約3回~5回にわたってステップメール形式で
あなたの元に動画が送られてくる仕組みになっています。
②ステップメール
ステップメールでは
動画が小出し小出しに紹介されるんですけど
基本的に動画の内容は
・お金持ちアピール
・通帳を見せる
・現金を見せる
・他のビジネスモデルを否定
・ノウハウの頭の部分を紹介
・楽して稼げているアピール
・実践者の声
・販売するきっかけ
国を救いたいから
亡くなった父の為母の為友人の為に~など
・泣きはじめる
・熱い思い
こんな感じで構成されていることが多いです。
4話目、5話目(後半)ですとノウハウの内容よりも、
感情的な話が多いんですよね(笑)
なぜこのような構成になっているかというと、
これは人の感情に沿った方法で紹介されているので
非常にウケが良く、特に初心者の方は
コロッと引っかかってしまうんですよね。
正しい知識と正しいノウハウを
このプロダクトローンチに沿って紹介すれば
多くの方が喜び、買ってよかったと思うんですが、
間違った知識と間違ったノウハウを
このプロダクトローンチに沿って紹介すれば売れてしまうので、
トラブルの原因になっています。
現に、高額塾の返金を求める方が多く
私のところにも相談メールが届いたりしています。
③販売
ステップメールの動画を全て見終えた頃には
「私も稼ぎたい!」
「親孝行したい!」
「楽して稼げるようになりたい!」
みたいな感情になっていることでしょう。
この原因はプロダクトローンチの紹介方法にあるので
おかしいことではありません。
真面目な人ほど、感覚がマヒしてしまうんですよね(^^;
最終的には高額塾(フロントエンド)として
10万円~30万円ほどで販売されます。
また、フロントエンドの次はバックエンド商品が待っており
バックエンド商品の平均価格は20万円~50万円前後、
さらにバックエンドがあると50万円~100万円前後します。
・フロントエンド約20万円
・バックエンド約50万円
・2回目のバックエンド約100万円
この3つが基本的な高額塾の全貌です。
中にはバックエンドがなかったり、
1回しかバックエンドがない物もあるんですが、
無料オファーから紹介される高額塾では
バックエンド商品で利益を得るので
9割以上はバックエンドがあると思った方がいいです。
だいたいはフロント商品を買うとすぐにページが切り替わり
「もっと稼ぎたい方はこちらも購入して下さい」と、
動画でバックエンドの案内が始まります。
本来なら評判や口コミを見た後に購入したいところですが、
やらしいことに短期間でしか販売しなかったり
先着特典などを付けたりして、購買意欲を高めてくるんですよね(^^;
以上が
無料オファーから紹介される
プロダクトローンチと呼ばれる販売方法です。
もしあなたが今何かの
無料オファーやステップメールを見ていれば
どれかしらに当てはまっているのではないでしょうか?
ようやく本題です(笑)
どんな形にしろ、
無料オファーにメールアドレスやLINEを登録すれば
最終的には高額塾の販売が待っています。
購入する前にどこを確認すれば安全だと分かるのかを、
簡単に紹介していきます。
①ノウハウ提供者の情報
高額塾を販売する人物は
今回が初めての高額塾という可能性が非常に高いです。
ですので、
「名前」+「ビジネスモデル名」で調べ
過去の実績があるかどうかを確認してください。
ネットに過去の実績がないにもかかわらず、
「教え子がいる」とか言っていたら注意した方がいいです。
②特定商取引に基づく表記
ネット上で商品を販売するためには
この特商法に必要最低限の情報を書かなければいけません。
しかし、必要最低限の情報がかかれていない案件もあるので
きちんと特商法の表記は確認するようにしましょう。
こちらが特商法に必要な情報です。
(1)販売価格(役務の対価)(送料についても表示が必要)
(2)代金(対価)の支払い時期、方法
(3)商品の引渡時期(権利の移転時期、役務の提供時期)
(4)商品(指定権利)の売買契約の申込みの撤回又は解除に関する事項(返品の特約がある場合はその旨含む。
(5)事業者の氏名(名称、住所、電話番号)
(6)事業者が法人であって、電子情報処理組織を利用する方法により広告をする場合には、当該販売業者等代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名
(7)申込みの有効期限があるときには、その期限
(8)販売価格、送料等以外に購入者等が負担すべき金銭があるときには、その内容およびその額
(9)商品に隠れた瑕疵がある場合に、販売業者の責任についての定めがあるときは、その内容
(10)いわゆるソフトウェアに関する取引である場合には、そのソフトウェアの動作環境
(11)商品の販売数量の制限等、特別な販売条件(役務提供条件)があるときには、その内容
(12)請求によりカタログ等を別途送付する場合、それが有料であるときには、その金額
(13)電子メールによる商業広告を送る場合には、事業者の電子メールアドレス
ちなみに特商法は販売ページの一番下に記載されていることが多いです。
③住所
特商法を調べると
住所が記載されているんですが、
その住所をコピペでGoogleで検索し、
本当にその事務所があるかどうかを確認した方がいいです。
中にはレンタルオフィスを使用していたり
他の人の住所を使用していたりしているので、
お金持ちらしい住まいか確認してみてください。
④誇大広告
誇大広告、つまり、嘘発言です。
ただ、そのノウハウを実際に体験した訳ではないので
どこからどこまでを誇大広告と断定するのは難しいんですが、
少なくても私が嫌いな単語を紹介したいと思います。
■無料オファー編
・無料モニター募集中
・おめでとうございます当選しました
・再現性100%
・1年後には1億円!
・初月から30万円
・誰でも簡単にスグ稼げます
・ほったらかしで稼げます
・100%稼げる
・分配、配布、プレゼント
と書かれていると、私ならまず買いません。
■動画編
・札束を見せつける
・通帳を見せつける
・手紙を読み始める
・泣きはじめる
・高級車に乗る
・たくさんの実践者が「○○最高!」と手を上げる
・家族が出てくる
こういった演出があると、私なら買いません。
細かく言えば販売業者やインタビュアー
字幕の出し方やローンチの手順などもあるんですが、
最低限、ここいらの事は覚えておいて損はないんじゃないかと思います。
①ノウハウ提供者の情報
②特定商取引に基づく表記
③住所
④誇大広告
以上の4つが
最低限高額塾を購入する前にチェックしておくべきポイントです。
また、心配なら無料オファーや動画、販売ページをURLではなく、
動画や画像をパソコンに証拠として残しておいた方がいいです。
販売してすぐに消えてしまいますからね。
中には例外もありますが
以上が高額塾に入る前に気を付けるポイントです。
こういった裏情報を知ってしまうと
ネットビジネスは嘘ばっかりだと思ってしまうかと思いますが
中にはきちんとビジネスとして
情報商材を販売している業者さんもいます。
割合としては1:9くらいですが…。。。
そんな変な情報商材にあたらない為に、
私が日々こうして情報発信に努めているという訳です。
私がネットビジネスに対する考えとしては
いくらインターネットだからと言っても
楽してお金を稼げるほど甘くない。
しかし
正しい知識と正しいノウハウがあれば
誰にも平等に稼ぐチャンスがある
と思っています。
本来なら小学生でもわかると思うんですが、
やはりプロダクトローンチの力は強く、
毎日のように被害者さんとメールのやり取りをしています。
ですので、
この記事を見てくれたあなただけは
今後、
「誰でも簡単にスグ」
という砂糖に砂糖をまぶしたような
甘い謳い文句に引っかからないよう注意していただければと思います。
自分の身は自分で守り
ビジネスとして今後活動していただければと思います。
それでは今回はこの辺て閉じさせて頂きます。
最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。
秀吉。